一度にやめるという考えを見直し、人に出会い、ともに生きることから回復していく方法です。(すべての依存に適用する考え方)
Harm(危害) Reduction(削減、低減、減少)
『ハームリダクションとは,「その使用を中止することが不可能・不本意で
ある薬物使用のダメージを減らすことを目的とし,合法・違法にかかわらず
精神作用性物質について,必ずしもその使用量が減少または中止することが
なくとも,その使用により生じる健康・社会・経済上の悪影響を減少させる
ことを主たる目的とする政策・プログラムとその実践である(Harm Reduction International: HRI)」1).ハームリダクションは,薬物使用者,家族,コミュニティに対して,寛容さをもって問題を軽減するきわめて現実的な政策・プログラムである.』
『ハームリダクションアプローチ やめさせようとしない依存治療の実践』より
依存を止めることではなく、減らすことを目的とした依存症者への支援のこと。
その時に相手が困っていると感じている事に添うこと
『やめることが先ではないこともあります。そうしながら、結果としてやめている、あるいは仕事ができるようになったとなるのです。
依存症の治療では、「やめるか、やめないか」の二者択一から離れることがとても大切です。特に、日本では処方薬依存が圧倒的に多いのですが、これにもし「やめる」ことから始めたら、命にかかわる事態を招きます。』
厚生省HP ダルク女性ハウス代表 精神保健福祉士 上岡陽江さんの言葉より
例)薬物の場合
薬物使用は中止できなくても、清潔な注射器を配布したり、使用済みの注射器を回収する。(注射器交換プログラム)
例)ゲームの場合
使用時間の制限、空いた時間に何をするかなどを治療者と相談する。
例)その他
自分を守るために行っている依存を急にやめてしまうと、精神が不安定になりかねません。
1人で行うことに不安を感じる場合には、医師、心理士、当事者カウンセラーなどの専門家と共に進めていきましょう。
この記事を書いた人
公認心理師 東谷ひとみ
「あのとき何を感じたのか、本当はどうしたかったのか、これからどうしていきたいのか」
生い立ちから丁寧にお伺いします。
対面面接 50分
場所 麻布十番、大江戸線沿線
平日 3000円
土日祝日 3500円
所属 PIAS麻布コレクティブ
斎藤学先生のミーティングや、justミーティングを併用して、効果的に進めることができます。
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