この記事の目的
紀元2世紀の偉人から、今を生きやすくするヒントをもらいます。
『自省録』マルクス・アウレリウス
自省録とは、紀元2世紀に生きた実在のローマ皇帝マルクス・アウレリウスが就寝前につけていた「瞑想記録ノート」である。
この本は似たような内容が表現を変えながら、何度も繰り返し登場します。おなじような内容が多くあるということは、その都度、決意表明をしながらも、改めてそうし直さなければならなかったことを意味している。
ということでこの本は、同じような内容を章で区切って編集してあります。
章のタイトルがわかれば、マルクス・アウレリウスが寝る前に人生に重要だと思った事柄がわかります。
ということで、章タイトルをご紹介し、その中の1つを取り上げて終わりにします。
マルクス・アウレリウスが寝る前に考えた事柄
Ⅰ 「いま」を生きよ
Ⅱ 運命を愛せ
Ⅲ 精神を強く保て
Ⅳ 思い込みを捨てよ
Ⅴ 人の助けを求めよ
Ⅵ 他人に振り回されるな
Ⅶ 毎日を人生最後の日として過ごせ
Ⅷ 自分の道をまっすぐに進め
Ⅷ 死を想え
本日の言葉 152 なぜ自分はこれをするのか?『Ⅷ 自分の道をまっすぐに進め』より
誰かがなにかをするとき、自分にこうたずねてみる習慣を身につけることだ。
「どういう目的で、この人はこれをするのだ?」
だが、この問いは、まずは自分に向けてみるべきだろう。
「どういう目的で、自分はこれをするのだ?」と。 (10・37)
まったくその通りで、23時を過ぎたので今日こそは寝ようと思っていたのに、結局これを打っています。
『どういう目的で、自分はこれをするのだ?』
それは明日1日も、それから先も自分のしていることに立ち止まり、その目的を問いただしたいと強く思ったからです。そしてそれが「いまを生きる」ことに繋がりそうなのです。
昨日は「この瞬間以外のことはすべて忘れてしまうのだ」の記事を書いて眠りにつきました。睡眠時間は4時間程度と少なかったのですが、案外頭がすっきりした1日を送りました。というのも、思考に巻き込まれそうになるたびに「この瞬間以外のことはすべて忘れてしまうのだ」の言葉を思い出したからなのです。
というわけで、明日を心地よくすることを目的に、自分は今これをしているのだ。
「どういう目的で、自分はこれをするのだ?」
今日もありがとうございました。
本の紹介
『超訳 自省録 マルクス・アウレリウス』 ディスカバークラシック文庫シリーズ
この記事を書いた人
東谷ひとみ 公認心理師
PIAS麻布コレクティブ 所属
カウンセリング 平日 50分 3000円〜 土日祝 50分 3500円〜 室料別途 1000円(2024.11.4)
50分を自分のために使い、そのとき頭に浮かぶことを自由にお話ししてみてください。
詳しくは『自己紹介』まで。

