この記事の目的
紀元2世紀の偉人から、今を生きやすくするヒントをもらいます。
『自省録』マルクス・アウレリウス
自省録とは、紀元2世紀に生きた実在のローマ皇帝マルクス・アウレリウスが就寝前につけていた「瞑想記録ノート」である。
この本は似たような内容が表現を変えながら、何度も繰り返し登場します。おなじような内容が多くあるということは、その都度、決意表明をしながらも、改めてそうし直さなければならなかったことを意味している。
ということでこの本は、同じような内容を章で区切って編集してあります。
章のタイトルがわかれば、マルクス・アウレリウスが寝る前に人生に重要だと思った事柄がわかります。
ということで、章タイトルをご紹介し、その中の1つを取り上げて終わりにします。
マルクス・アウレリウスが寝る前に考えた事柄
Ⅰ 「いま」を生きよ
Ⅱ 運命を愛せ
Ⅲ 精神を強く保て
Ⅳ 思い込みを捨てよ
Ⅴ 人の助けを求めよ
Ⅵ 他人に振り回されるな
Ⅶ 毎日を人生最後の日として過ごせ
Ⅷ 自分の道をまっすぐに進め
Ⅷ 死を想え
本日の言葉 004 いま、この現在という瞬間だけが重要だ『Ⅰ 「いま」を生きよ』より
誰もがみな、いま、この現在という瞬間だけを生きている。このことだけを堅く守り、それ以外のことはすべて忘れてしまうのだ。
この瞬間以外の人生はすでに過ぎ去った過去のものか、あるいはいまだ不確かな未来のものだ。
誰にとっても一生は短く、生きているこの世界の片隅もまた小さい。死後に続く偉大な名声もまた、自分のことすらよく知らずに死んでゆくあわれな人間たちが、つぎからつぎへと伝えてゆくものに過ぎないのだ。(3・10)
「この瞬間だけを生きている…」、まさに今は23時を過ぎていて、早く寝ないといけないのだが「この瞬間」にこの内容を書き留めておこうと思い睡眠時間を削ってブログを書いています。
「誰にとっても人生は短く…」、そうなのだ、わかっているはずなのに、まるで明日も明後日も永遠にやってくると思っている。早く寝よう。なるべく睡眠をとって少しでも今を感じられる体調にしておきたい。
「死後に続く偉大な名声も、自分のことすらよく知らずに死んでゆくあわれな人間たちが、つぎからつぎへと伝えてゆくものに過ぎないのだ…」、その通りで、あなたが紀元2世紀に書いたこの文章を、その後の『自分のことすらよく知らずに死んでゆくあわれな人間たち』が伝え続けてきて、今わたしが読んでいます。私もあなたもあわれな人間の1人に過ぎない。肩の力を抜いて大事に生きていこう。そう思いました。
今日もありがとうございました。
本の紹介
『超訳 自省録 マルクス・アウレリウス』 ディスカバークラシック文庫シリーズ
この記事を書いた人
東谷ひとみ 公認心理師
PIAS麻布コレクティブ 所属
カウンセリング 平日 50分 3000円〜 土日祝 50分 3500円〜 室料別途 1000円(2024.11.4)
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